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手すき和紙がユネスコの無形文化遺産に登録されました! [文化遺産]

つい先ほどユネスコの無形文化遺産の登録審議がフランスのパリで行われ、日本の「手すき和紙の技術」が、世代を超えて受け継がれ、地域社会のつながりを生んでいるとして、世界の各地の伝統文化などを保護するユネスコの無形文化遺産に登録することを決めました!
手すき和紙 001.jpg
出典:http://spotlight-media.jp/article/7650036814048632

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ユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産は、世界各地の地域や歴史、風習等に根ざした伝統文化や芸能を保護していこうという活動で、今年はフランスパリのユネスコ本部にて昨日(2014.11.26)17:30より登録審議が行われており、日本時間27日03:00頃日本の「手すき和紙の技術」を無形文化遺産に登録するかどうか審議が行われ、日本の「手すき和紙の技術」が登録されることが決まりました。

今年はブラジルの伝統的なカポエラや、北朝鮮の民謡アリラン等、世界各国が提案した46件にも及ぶ審議が行われ、日本は国名のアルファベット順で審議されるため46案件中22番目に審議されたため、この時間まで掛かった模様です。

今回登録が決まったのは島根県の「石州半紙」や、岐阜県の「本美濃紙」、埼玉県の「細川紙」は、いずれも「こうぞ」という原料だけを使い伝統的な手すきで作られる和紙です。
このうち「石州半紙」は5年前に既に無形文化遺産に登録されていましたが、日本政府が和紙作りの技術を世界により強くアピールするため、去年この3件をまとめて新たに提案していました。。

尚、事前審査をユネスコの補助機関が行った際に、登録に相応しいと勧告されていたため登録は時間の問題だとされていました。
(過去に事前審査にて勧告された場合覆された例がないため。)

ユネスコの無形文化遺産について記憶に新しいところで、去年日本の「和食の食文化」が登録され注目を浴びていたのをはじめこれまでに「歌舞伎」や「能楽」等22件が登録されています。

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今回の登録を受け文化庁長官の青柳正規さんは「今回の登録により、和紙を保存してきた地域の人々の交流がさらに広がることを期待している。日本政府はこの技術の保存のために、今後も支援を続ける」と、コメントしてます。

無形文化遺産の他にも世界遺産等、日本の自然や文化が世界に認められるというのは日本に生まれ日本に育った者として誇らしく思います。
これからもこのような幸せなニュースが届くことを願います。



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